ヘッドホン比較 第四弾 DT250

今回はbeyerdynamicのDT250です。

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このヘッドホンはかなり地味で日本ではあまり見かけませんが、欧州では多くのスタジオで採用されています。その中でも有名なのが英国の由緒あるアビーロードスタジオです。
このヘッドホンはイヤーパッドだけでなくヘッドパッドやケーブルも交換可能で、それらの交換部品も販売されています。
音質もはっきり言って地味です。けれども、何も主張しないため、曲のジャンルを選びません。ベンチマークのCD900STと比較すると解像度は劣りますが、900STがかなり刺さる音が特徴ですが、こちらのヘッドホンは高音は丸まっており、あまり刺さりません。また非常に落ち着きのある音であります。若干こもり気味の音ですが、全体の解像度も十分で900STよりも音の広がりもあります。低域は解像度が低いですが量が非常に多く、中域は解像度、分離、広がりどれをとっても平均以上でモニターとしての基本性能をきちんと満たしています。高域は篭りがちで、抜け感はそこまでありません。同社のモニター機DT770と比較すると、DT770シリーズのドライバは力強い低音が特徴で派手なドンシャリ型ですがこちらは落ち着いたフラット型でDT770と比較するとやや物足りなく感じるかもしれません。またAKGK240と比較すると音の広がりや低音の量感、高音の抜け感などは劣るが、音の傾向はやや似ており、DT250のほうが解像度は高く、音場も狭いのでひとつひとつの音が分離して聞くことができます。つまり、CD900STとK240の中間の音と言っても違和感はないでしょう。
モニターとしてはレコーディングからミキシング、マスタリングまで多くの用途に使えると思います。またリスニングでも前述したと通り曲のジャンルを選ばないので向いていると思います。

 

 

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