SE215の紹介。 買ってよかったイヤホン。
今回は第一弾としてSE215の紹介です。
イヤホンの過去記事は下に貼り付けましたので、まだ読んでない方はまずご覧ください。
では本題、SE215について。
箱はこんな感じ。非常に小さくまとまっています。
付属品は、説明書類、イヤーピース(シリコンとウレタンのS,M,L3種類、計6ペア、シリコンMサイズは本体に装着済)、キャリングケース(ソフトタイプ)。
こちらが本体。ケーブルは着脱可能(MMCX方式)長い間使ってきたのでロゴは剥がれてしまいました。
スペックは以下の通り。
音質について。
低域…モニター系の分類の中では多いほうではないかと思う。ただ、一般的に売られているイヤホンの中では普通より少ない方であろう。
量感についても適度に締まりがあり、中音域を圧迫するようなことはない。
ただし重低音域はさほど感じられない。
中域…非常に解像度が高いため、ボーカルの息遣いなども聞き取れる。
また、音の分離がよく、ボーカルものではボーカルとBGMが分かれて聞こえる。
音の篭もりなどはほとんど感じられず、音の伸びも非常にクリアーに感じる。
高域…一番残念なポイント。高域が弱い。具体的に言うと、ハイハットやギターの音がほとんど聞き取ることができない。あと抜けが悪い。
装着感について
SHURE掛け(ケーブルを耳の後ろに掛ける付け方)をしなければいけない。はじめは苦労するが、慣れてしまえば数秒で装着することができる。
遮音性について
遮音性は非常に高い。電車に乗っていると車内アナウンスを聞き取れなくなる。
歩いているときに使うと周りの音が聞こえなくなるので現在使っている人は止めてもらいたい。
総評
私がこのイヤホンに出会ったのは3年ほど前だが、今になってもずっと使い続けている。その理由は、ナチュラルな音のバランスと遮音性の高さ、それと中域の分解能の高さが気に入っているからだ。これより高いイヤホンも何本か所有しているが、それらは解像度が高くて聞き疲れするものもあれば、やたらと音の広がりを意識して不自然に感じてしまうものもある。しかしこのイヤホンは(悪く言えば中途半端だが)そのようなことは殆ど感じないため、やはり物足りなさは感じられるものの、長い間聴き続けることができる。
高級イヤホンを欲しいと思っている人には是非おすすめしたい一本である。