SENNHEISER IE80 低音が魅力の名機

今回はゼンハイザーの名機、IE80について述べていこうと思います。

このイヤホンは、ドイツの名門ゼンハイザーによるイヤホンで、名機IE8の後継機として発売から約4年が経っているが、いまだに人気は衰えていない。

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外箱、変わった作りをしている。

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付属品は、交換用イヤーピース4種類と説明書、クリップ、ケースが付いている。耳かけ用のイヤーフックも付いていたが、紛失してしまった。

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イヤーピースは通常のシリコン型が3ペア、ウレタン2ペアと、上の写真のようなダブルフランジ?のようなものが2種類、(写真左のタイプは2ペア、右は3ペア)付属。

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キャリングケースの表面はアルミの削りだし。イヤホン収納部は引き出し式で上のように収納する。はっきり言って、非常にしまいにくい。特に、うまくケーブルを巻かないとケースに入らない。

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本体とケーブルは着脱可能で、端子は独自端子。

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スペックはこの通り。

 

音質について

低音…このイヤホンの一番すごいところ。低音調節機能がついており、低音を自在に調節できる。最低でも低音の量は多いが、締まりのある出方をする。最大まで合わせると下から押し出すような量感たっぷりの低音を出す。同じようなバランスのFX850よりも重低音域が強くブーストされている。beatsのような無理やり押し上げた低音ではなく自然にブーストされた温かみのある音。

中音…FX850と同様に、一層ベールのかかった篭もり気味の音。IE80のほうが低音が強いため、中音域が押し潰されているように感じる。モニター系と比べてしまうと解像度も低く、音の分離も悪い。特に歌もののボーカルは引っ込んでいるように思える。がしかし、音の空間的な広がりは非常に素晴らしく、全身が音に包まれているように感じる。

高音…特性上、伸びも悪く、音抜けが悪い。ここはそんなに気にしてはならないところ。

 

装着感について

このイヤホンは耳から垂らすか耳の後ろに掛けるかの2通りの付け方がある。どちらでもフィット感は良好で、耳から外れにくいが、耳に掛ける方法は個人的には合わなかったため、自分は耳から垂らして使っている。

 

遮音性について

これも中程度である。一般的なカナル型イヤホンと変わらない遮音性である。

 

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総評

自分はこのイヤホンを買ったきっかけは、BA型のSE535を既に持っていたので単に興味本位でダイナミック型の最上位機種が欲しかったからである。これより上にIE800があるが、それはケーブル交換できないし値段も値段なので購入の対象から外れた。

これを買った当初は、SE535と比較した時の中広域の篭もりが気に入らず、失敗したかと感じた。しかしだんだんと聴き込むうちにこのイヤホンの低音の再生能力と音場の広さに魅了され、好きになっていった。

FX850との比較になるが、FX850は高級スピーカーと述べたが、これはコンサートホールのような広い空間を彷彿とさせる。

 

 

 

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