Audio-technica ATH-IM02 アニソン向きのバランス

前回に引き続き、オーディオテクニカのIMシリーズ、IM02の紹介。

オーディオテクニカのIMシリーズは、前回紹介したIM50のほかに、IM70、IM01、IM02、IM03、IM04があり、それらの違いはまずIM50/70はダイナミック型2基でボディの材質が50は樹脂製で70は樹脂にアルミを配合したハイブリッドボディとなっている。

IM01~04はバランスドアーマチュアドライバを搭載しており、数字がドライバの数となっている。

つまりこのIM02はバランスドアーマチュアを2基搭載している。

外箱は以下のとおり、画像ではわかりにくいが、IM50の箱よりも大きい。

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付属品は交換用イヤーピース(シリコンS/L、コンプライMサイズ)、セミハードタイプのキャリングケース。

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この製品の特長とスペック

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本体はケーブル着脱式でIM50のケーブルと同じ端子。

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音質について

低音…BA型なのでダイナミック型のようなダイレクトでアタックの強い低音ではなく、あまり主張しない、締まりのある低音。時々ベースラインが聞き取りにくく感じる。低音好きには物足りないかもしれないが、自分はこれくらいで十分。

中音…一言で言えば情報量が多い。低音が少ない分、中音域がクリアーに感じる。そこまで分解能は高くない。

高音…音抜けがよく、刺さることもない。

 

装着感、遮音性について

これもIM50と同じような構造であるため、かなり似ている。具体的な内容は、IM50の記事を参考にしていただきたい。

 

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総評

全体的なのバランスは高音よりの弱ドンシャリ型といったところか。中高音の透明感が特徴的であり、電子音の多いアニソンやボカロなどには向いている。

モニター向けの機種だが、どちらかと言うとリスニングにも近いような傾向にある。そのため、解像度もそこまで高くないので、聞き疲れしにくい。

IMシリーズの中でどうしてこれを選んだかというと、これが一番中高音がクリアーに感じたからだ。IM03/04になってくると低音が強化され、低音寄りのバランスに近いように感じた。IM01はそもそも帯域が狭いので除外。

 

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